2005年07月23日

地震

かなり揺れた。
とうとうきたか?と思った。

怪我などなかったけど、花瓶が落っこちてわれ、
CDの棚が開いて中身が散乱・・一部CDが割れてしまった・・
earthquake0723_1.jpg
earthquake0723_2.jpg

マンションのエレベータが止まってしまった。
近くのマンションでは閉じ込められてしまった人がいて、
救急隊員が出動していた。
近くの電車も止まっていた。

しかし、なんて脆弱な都会だろう・・と改めて思う。


でも、大潮の日に地震がおきやすいって本当だね。
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2005年05月24日

デザインのデザイン











デザインのデザイン

原 研哉 (著)

無印良品のアートディレクションが有名な原 研哉氏の明快なデザイン論。

自分はデザイナーではないが、割と近いところで仕事をしている事もあって、
常日頃の興味の対象になっています。

でも、ただ単にデザインという言葉を思い浮かべた時には、
そこにはただ漠然としたイメージしか浮かばず、
また、説明するなら、とても多くの言葉をごちゃごちゃと並べて、
最終的に何であるのかを明確にすることが出来ませんでした。

それだけ抽象的で、またとても扱いの広い事柄だと思いますが、
この本では「デザインとは何か?」ということをバッサリと、
しかも解りやすく具体的に述べられています。

たとえば、「アート」と「デザイン」との違いは?という
一般的な問いに対して、こう述べられています。

アートは個人が社会に向き合う個人的な意思表明であって、その発生の根源はとても個的なものだ。

一方、デザインは基本的には個人の自己表出が動機ではなく、その発端は社会の側にある。社会の多くの人々と共有できる問題を発見し、それを解決していくプロセスにデザインの本質がある。


漠然と思っていた事が、こう明確に定義されると、
今までも目の前の靄がパッと消えてなくなった思いがして、
なんだかとても心地よい。

デザイナーの仕事には、実際にデザインを実践するという側面だけではなくデザインというフィールドを社会の適正な場所に再配置していくという側面がある。

デザインは技能ではなく物事の本質を掴む感性と洞察力である。だからデザイナーの意識は社会に対していつも敏感に覚醒している必要がある。


個人的に私が会ったことのあるデザイナーで
このようなことを考えている人は一人しか知らない。
しかし、残念ながらそのようなポリシーを持つデザイナーが
この日本でサヴァイブできるほど現実社会が成熟しておらず、
相変わらず表層の見た目重視と短絡的な商業的価値観により
仕事が流れていく様子をたくさん見てきた。

しかし、大御所・原氏をもってしてもうまく行かなかった仕事がある。
それは愛知万博で、「挫折」という言葉を使って述べられている。
仮にこの本にあるようなコンセプトで万博が開催されていたのなら、
この時代に「万博を開催する意義」があったかもしれない。
でも、うまく行かなかったからといって、
それを単に批判したりそれで終わりにするのではなく、
この失敗をポジティブに考えてデザインを機能させて行きたい言うところに、
氏の懐の深さが垣間見れる。(もう、尊敬します。)


周囲からうっとおしがられるデザイナー必見(笑)。
また、Webデザイナーが仕上げてきた画面に、
毎度苦労させられるシステムエンジニア・プログラマーなどにもお勧めです。
この人たち(私も含めて)は、情報という目に見えないものを
こねくり回す仕事をしています。
最終的にその情報をビジュアルに見せる役目を担うのがデザイナーの仕事で、
その力なしには仕事が完遂しないからです。

マーケットを動かすデザイン
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2005年05月16日

誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論











誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論


ドナルド・A. ノーマン (著)


初版が1990年1月のもので、自分が買ったものはすでに19刷目。
この手の本にしては、ロングセラーの本になる。

この時期はパーソナルコンピュータがようやく一般的になってきた時代。
Mosaicが出てくるのは1993年だから、
インターネット自体がかなりマイナーだった時代に出版されたものだ。
(たった10年ちょいしか経っていないことに改めて驚き!)

ヒューマンインターフェースデザインとは?という事について、
さまざまな具体例を引き合いに出して、とても解りやすく解説してくれる。

最近、VHSビデオが壊れてしまった。
学生時代から使っているもので、もう寿命だった。
そこでHD-DVDビデオに買い換えたのだが、
予想通り、予約録画をするのに悪戦苦闘した。

機械には強い方だし、実際ソフトウェアを作って飯を食っているが、
それでもあのリモコンには辟易させられる。
リモコンには70個のボタン(実際数えました(笑))と
十字キーが付いており、使いにくい事この上ない。


使いにくいものというのは、実は道具そのものというよりも、
デザインが悪いケースが多いということをこの本は指摘する。
適切にデザインするという事は、実は社会的にも重要な責任があることで、
こんなことも現実に起こっているらしい。

この世の中で、デザイン自体軽んじられる傾向にあるのは事実。
その重要性が一般に認知されているとは言いがたい。

でも、もちろん良いものもたくさんある。
解りやすいところでは、Googleのデザインなんかが良い例だろう。
ユーザーは「検索したい」という思いでGoogleに訪れる。
サイトには検索窓がひとつあるだけで、ほかは何も入力する必要がない。
実は細かく検索条件が設定できるようにオプションが隠れているが、
普段そこは使わないだろう。

検索エンジン自体が強力である(すぐれた機能がある)ために、
このようなシンプルなデザインですむのであろう。
逆に機能自体が貧弱ならば、
デザインもこのようなシンプルなものにならないかもしれない。

この本はプロダクトに関わる人だけでなく、
単純に日常生活する上でも役に立つ。
もちろん、エンジニアリング全般にも非常にかかわりのある事で、
印刷屋のdeveloperとしても、これは教科書にさせていただきます・・


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2005年05月09日

夏も近い

連休中にやった事

真鶴半島を一周してきた。

リュックを背負って、歩いてきた。

道すがら、小さな果樹園で甘夏を買った。
形は不格好だが、とても力強い味。
最近こんな味を味わった事無いなぁ。
思わず4つも買ってしまう。
魚つき保安林を巡る。
新緑が気持ち良かった。
海辺でBBQをする人たちも多かった。
夏も近い。



川沿いで仲間5人とこじんまりバーベキューをする。

機材と食材を電車に持ち込んだ。
ちょっとだけ周りの注目を浴びる。が、気にしない。

やっぱいいよね、外ってのは。
旬のタケノコをホイルに包んで蒸し焼きに。
ほんのり甘く、歯ごたえサクッと。
夏も近い。



横浜にぎわい座に行ってきた。

国本武春の浪曲、
柳家花緑の落語、
林家二楽の紙切り、
ポカスカジャンのポカスカジャン(笑)。

お笑いのステージってのは恐いね。
客電ついてるから、舞台からよく見えるし、
客の反応がステージにダイレクトに伝わるね。
芸人の人たちを改めて尊敬。
やっぱライブはよい。
ポカスカジャンを除き、他は全て伝統芸能。
伝統芸能ほど演者の個性と力量が試されるものはないと思った。

古典を少し勉強しようと心に決める。
夏も近い。



読みたい本をまとめ買い。

池袋のジュンク堂で。
最近いろいろ考える事があって、本を読みたくて仕方がなかった。
まとめて3冊ほど買う。精選したけど。
それを一気に併読する。

なんだ、どれも同じような事が書いてあるじゃん。
アプローチの仕方はそれぞれ違うが、行き着く所はおんなじか?
モノの本質をぶれずに捉える訓練だ。


夏が終わる頃には、考えがまとまればいいな。

本・・・まとめ買い。
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2005年04月25日

インフォメーション・テクノロジー

最近非常に面白い本を見つけた。

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

電車の中で夢中になって読んでいた。
目の前に人が立っていることも気がつかなかった。

ふと目を上げると、女性が立っていた。
一心不乱に携帯電話に向かっていた。
ものすごい形相をしていた。


最近、携帯電話に向かっておかしな顔をしている人間を良く見かける。
大人も子供も老人も関係ない。
とても奇妙な光景だ。


携帯電話なんて10年前にやっと普及しだしたくらいで、
デバイスとしてまだまだ未熟なものだ。
しかし、性能的には10年前のPCを超えているし、
デジタルカメラの性能は遥かに凌駕した。
ビデオやTV電話など、ケータイで出来るなんて
想像もできなかった。
それくらいテクノロジーは進化したのに、
使う人間が進化できない。

それどころか、街中で奇妙な光景を目にするようになった。



尼崎での列車事故。

鉄道は自動車や飛行機に比べ、比較的安全だろうとおもう。
しかし、一度事故が起きてしまうと大惨事になってしまうのも事実。

数年前の日比谷線の事故や、先日の京浜東北線の事故。
決して他人事ではない。

事故にあった家族を探して、手当たりしだい病院へ
電話をしている方が報道されていた。
この時代になっても、頼るのは電話のみ。

こういう事態の時にこそ、ITは役に立つべきであり、
また、こういうときに限ってさっぱり役に立たないのが、
ITでもある。本当に情けない。

災害時に人々が情報を得る事ができるための
ITインフラの整備を急ぐべきだ。
相当なコストをかけて住基ネットを作って
何の役に立つのか。
ITの得意なところはこのようなところだ。

TVとネットの融合なんてどうでもイイ。
そもそも融合するものでもあるまい。

ITにはもっと追求すべき事がある。
posted by TOOLKIT at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | work | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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